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福井で女子フットサル大会開催へ 能登復興支援掲げ、全国8チーム集う

健闘をたたえ合う同チームのメンバー

健闘をたたえ合う同チームのメンバー

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 女子フットサル大会「日本AMCスプリングカップ2024」が4月13日・14日、福井県営体育館(福井市福町)で行われる。

3月下旬、日本代表候補のポルトガル遠征に加わった、福井丸岡RUCKの池内天紀キャプテン。「世界トップ3の強度やスピード感を体感できた。自身のレベルとの差を埋めるべく、自分に向き合い努力したい」と振り返る

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 坂井市を拠点に活動する「福井丸岡RUCK」など、全国各地の女子フットサル8チームによるイベント。福井の良さを広く伝えるとともに全国各地で女子フットサル大会が開催できる足掛かりにするという趣旨で、同チームが主催する。

 2日間で、福井丸岡RUCKサテライトチームのエキシビションマッチ4試合を含む24試合を展開する。出場チームは次の通り。福井丸岡RUCK、あわらハンクス(以上、福井県)、D.S.Lindo(石川県)、タパジーダ世田谷(東京都)、アニージャ湘南(神奈川県)、デリッツィア磐田(静岡県)、ボセアマドールフットサルクラブ(愛知県)、フゴウキョウト(京都府)。

 副題に「能登半島地震チャリティーレディースフットサル大会」を掲げる。福井丸岡RUCKの田中悦博監督は「これまで、石川県輪島市や七尾市の体育館で多くの試合を行ってきた。全国の強豪チームを福井に招いたチャリティーマッチを開催することで、少しでも能登半島地震の被災地復興に貢献できれば」と話す。

 復興支援として、参加チームそれぞれが自チームの合計ゴール数に1,000円を掛けた額を義援金に充て、坂井市を通じて被災地に届ける。会場に募金箱を設けるほか、同チームの加藤ほのか選手・加藤はるな選手姉妹がイラストを手がけた巾着袋(限定50個)を300円以上の任意の金額で販売し、売上金を義援金に充てるなど、来場者にも復興支援を呼びかける。

 当日は、3月下旬に名前が公表された坂井市公式キャラクター「坂井ほや丸」も応援に駆け付ける。田中監督は「大会を企画したところ、グッズ提供や募金に応じてもらえる企業の協力を得ることができた。レベルの高いフットサル観戦とともに復興支援もできる機会なので足を運んでもらえれば」と話す。

 両日とも9時15分試合開始。入場無料。

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