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福井のアイドル「さくらいと」に新メンバー 過去最多体制でフェス出演へ

「mini TIF in Hokuriku 福井」での一こま

「mini TIF in Hokuriku 福井」での一こま

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 福井の伝統工芸アイドルグループ「さくらいと」の新メンバーが9月上旬、ステージデビューした。

「さくらいと」のメンバー。左端が琴月さん、右端が白河さん

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 新メンバーは、白河ゆいさん(ニックネーム「ゆいぴー」)と、琴月あゆさん(同「あゆちぃ」)。9月6日、福井駅東の福井県県民ホールで開催されたアイドルイベント「mini TIF in Hokuriku 福井」で、メンバーカラーの衣装をそれぞれ身に着けステージデビューした。

 小学生の頃から同グループのファンだったという白河さんは現在、メンバー最年少の中学3年生。「小学生の時に通っていたダンススタジオの先生に勧められ、グループの一日体験会に参加したのがきっかけ。その後、2年ほどレッスン生として練習を重ね、オーディションを受けてデビューすることができた」と話す。

 琴月さんは、同グループが今春行った「即戦力メンバーオーディション」の合格を経てメンバーに加わった。「もともとアイドルが好きで、1年ほど前にSNSでさくらいとを知ったのを機にライブに足を運んでいた。手芸などのものづくりが好きなことも、伝統工芸を応援するアイドルのファンになった理由の一つ」という。

 グループはイベント最後の順番で出演し、県内外のアイドルファンに見守られてパフォーマンスを披露した。「自己紹介MCの時、ペンライトを持つ客席の人たちがメンバー全員のカラーで応じてくれて感動した」と白河さん。琴月さんは「ファンの人たちの盛り上げにうれしさを感じた一方、先輩メンバーが積み上げてきた歴史に甘えてはいられないと気持ちが引き締まった」と振り返る。

 2019年7月の発足以来、過去最多の6人体制となった同グループ。発足メンバーの護國まいさんは「大阪でのライブで新メンバー発表をした時、今まで(グループ全体を応援する)箱推しだったファンの人が、最前列で2人に釘付けになっていた。2人に向かって『かわいい』の声を連発してくれていたのもうれしかった」と笑顔を見せる。

 グループは10月11日・12日、金沢市で開催されるアイドルフェス「かがやきフェス2025」への出演を予定する。

 本番を前に、白河さんは「すてきなアイドルグループの人たちと共演できる場に立ちたいという夢がようやくかなう」と話し、琴月さんは「北陸最大級と言われるアイドルフェスで、アイドル好きの人たちの目を全てかっさらう勢いでステージに臨みたい」と意気込む。

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