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福井県眼鏡協会が「めがね作文」募集 福井県立図書館で過去の受賞作品展も

ショートムービー「とおく、やさしく」を初披露した、昨年のフェスの様子

ショートムービー「とおく、やさしく」を初披露した、昨年のフェスの様子

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 福井県眼鏡協会(鯖江市新横江2)が現在、「めがねよ、ありがとう作文(めがね作文)」を募集している。

福井県立図書館での受賞作品展の様子

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 めがねミュージアム(同)など市内の会場で行う「めがねフェス」の一環として同協会が2018(平成30)年に初めて企画したコンテストで、今回が8回目。眼鏡にまつわる家族や友人のエピソード、眼鏡への感謝の言葉などを募集し、例年、県内外の幅広い年齢層から作品が寄せられる。

 未発表のオリジナルであることなどが条件で、同ミュージアム、同協会ショールーム「GLASS GALLERY(グラスギャラリー) 291」(東京都)、同フェスのウェブサイトなどで配布する専用原稿用紙1枚にまとめる。

 作品は同協会職員らでつくる実行委員会スタッフが審査し、最優秀賞、優秀賞=各1作品、入賞=3作品を決める。賞状のほか、副賞として全国約45店舗で利用できる5万円分の眼鏡引換券や、眼鏡グッズなどを賞に応じて進呈する。

 福井県内の書店の店主らが審査する「めがねのまちの本屋賞」(5作品)も設ける。参加店は、AKUSHU BOOK & BASE、わおん書房、富士書店、HOSHIDO、小豆書房の5店舗で、受賞作品に合わせて各店がセレクトした本を副賞として進呈する。

 入賞作品は8月下旬、ウェブサイトで発表し、9月のフェス開催当日に会場でも展示する。

 実行委員長の米谷成司さんは「作文を通じて、眼鏡にまつわる多くの人たちの大切な思い出やエピソードを読めることを毎年楽しみにしている。今年は福井の眼鏡産業が始まって120年という記念すべき年。私たちも改めて『めがねよ、ありがとう』の気持ちを持って盛り上げていければと考えており、ふるって応募いただければ」と呼びかけ、フェス来訪者の増加にも期待を込める。

 関連イベントとして現在、第4回から前回までの受賞作品を紹介する「めがねよ、ありがとう作文 受賞作品展」を福井県立図書館で開いている。5月29日まで。2023年度優秀賞作品を基にしたショートムービー「とおく、やさしく」もユーチューブチャンネルで公開している。

 募集は7月21日締め切り。

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