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カルビーが「水ようかん味」ポテトチップス 福井県とコラボ、期間限定で

「2018年 福井しあわせ元気国体・障スポ」キャラクター「はぴりゅう」も同商品をPR

「2018年 福井しあわせ元気国体・障スポ」キャラクター「はぴりゅう」も同商品をPR

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 カルビー(東京都千代田区)が2月2日、期間限定商品「ポテトチップス 福井の味『水ようかん味』」を発売すると発表した。

丸い円卓とこたつをモチーフにしたパッケージ。裏面には、県産米の新ブランド「いちほまれ」の紹介も

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 同社が「掘りだそう、日本の力。」をテーマに各都道府県の自治体などと共同で進める「ラブ ジャパン」プロジェクトの一環で、福井県とのコラボで商品化した。昨年4月から両者でワークショップや試作を重ね、福井の冬の味覚である水ようかん味で仕上げた。

 ワークショップで出された、焼き鳥、甘エビ、ソースカツ丼など約10種類の候補から「福井らしさをPRする味」を絞り込んだ。試作段階で県職員から寄せられた「一口目は良いが、食べ進めるには味が濃い」「あっさりとしつつも小豆の味も味わえるように」などの声を反映し、こしあんパウダー、黒糖、隠し味のココアパウダーなどで水ようかんのすっきりした味わいを再現したという。

 福井県庁での記者会見に先立ち、同社中日本事業本部長の小林徹也さんらが西川一誠知事を表敬訪問し、開発の経緯などを説明。試食した西川知事は「ウエットな水ようかんとドライなポテトチップスの組み合わせで上品な味に仕上がっている」「期間限定と言わず通常商品として販売してもらえれば」などと期待を寄せた。

 同プロジェクトは2016年度、福島市とコラボした「ポテトチップス いかにんじん味」を機にスタート。水ようかん味は、富山・愛知、石川・岐阜・三重に続く「中部地方の味」第3弾商品となる。小林さんらは「すでに通常の新商品の4倍を超える引き合いが来ており、ふだんポテトチップスをあまり買わないような層も取り込めれば」と話す。

 発売日は2月19日。中部7県のコンビニ、スーパーマーケット、ドラッグストアなどで販売する。3月下旬終了予定。

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