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大塚製薬が高校部活生応援動画 福井商業高「JETS」とサンボマスター共演で

動画のワンシーン。同社は全国のインターハイ出場校を追ったドキュメンタリー動画の公開も予定する

動画のワンシーン。同社は全国のインターハイ出場校を追ったドキュメンタリー動画の公開も予定する

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 大塚製薬(東京都千代田区)が7月9日、動画コンテンツ「サンボマスター×JETS インターハイ応援MOVIE『できっこないを、やる夏だ。』」を公開した。

動画のワンシーン。サンボマスターの山口隆さん(写真中央)は「JETSの皆さんと僕らで鳴らしたこの曲で、日々頑張っている高校生の皆さんの背中を少しでも押すことができたら」と話す

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 今夏行われる「輝け君の汗と涙 北信越総体 2021」(通称「インターハイ」)に向けて部活動に打ち込む高校生を応援する、「できっこないを、やる夏だ。」プロジェクトの一環。音楽グループ「サンボマスター」と、福井商業高(福井市乾徳4)チアリーダー部「JETS」による応援動画を、同社ユーチューブチャンネル、全国高等学校体育連盟公式インターハイ応援サイト「インハイ.tv」に掲載する。

 両者の共演シーンは、最大1万人を収容するイベントホール「サンドーム福井」(越前市瓜生町)で収録した。映像では、同部をモデルにしたドラマ「チア☆ダン」イメージソングにもなった「できっこないを やらなくちゃ」の演奏に合わせ、同部メンバーがはつらつとしたパフォーマンスを展開。楽曲に乗せ、スピード感ある演出で全国各地の高校部活生の姿も盛り込んだ。

 同部キャプテンの山田愛深さんは「何回も踊ってきた中でも、特別に最高で楽しい『できっこない』になった。インターハイを盛り上げる機会に参加でき、感謝の気持ちでいっぱい」と話し、副キャプテンの田口愛菜さんは「部活をやっている皆さんへの応援の気持ちと、サンボマスターさんの勢いに負けないようにという気持ちで踊った。今回の経験を生かして、私たちもチャンピオンになれるよう頑張っていきたい」と決意を新たにする。

 JETSは2006(平成18)年発足。2009(平成21)年から通算9回の全米チアダンス選手権大会優勝や、2018(平成30)年の米ニューヨークカーネギーホール公演などの実績を誇る。

 同部顧問の五十嵐裕子さんは「10年間踊り継いできた曲なので、その中でも一番心のこもった感動いっぱいの演技にしようと生徒たちを送り出した」と振り返り、「『できっこないを やらなくちゃ』は、誰にもできることがたくさんあるということを教えてくれるメッセージ性のある曲。本当に毎回パワーをもらっている」と話す。

 2年ぶりの開催となるインターハイは、7月24日から8月24日まで、福井など北信越5県と和歌山の計6県で行われる。福井県実行委員会では現在、同ホールでの総合開会式(8月13日)に向け、福井県内各地を巡るカウントダウン企画をフェイスブック、ツイッターなどで展開している。

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