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女子フットサル「福井丸岡RUCK」、日本リーグ初ホームゲーム開催へ 集客3千人掲げ

赤色の応援Tシャツを着けた福井丸岡RUCKのメンバー。奥はライトアップされた丸岡城(坂井市)

赤色の応援Tシャツを着けた福井丸岡RUCKのメンバー。奥はライトアップされた丸岡城(坂井市)

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 福井の女子フットサルチーム「福井丸岡RUCK(ラック)」が現在、「3000人プロジェクト」を進めている。

試合でのひとコマ。田中監督は「ホームゲーム開催が福井のまちの盛り上がりにつながれば」とも

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 福井県坂井市に本拠を置く同チームは1991年設立。日本女子フットサルリーグに加盟し、現在、県内在住の10代~20代計20人が所属する。昨年の全日本女子選手権で優勝したほか、アルゼンチンで現在開催中のユースオリンピックU-18日本女子代表に6人を送り出している。

 プロジェクトは、福井県営体育館(福井市福町)で12月上旬に行う初のホームゲームに向け企画した。サポーター3000人の集客を目標に、チームカラーの赤で観客席を染めようと、メンバーやスタッフが県内各地を巡回し、入場券の販売や応援Tシャツの予約受け付けに力を入れる。

 田中悦博監督は「RUCKは『がらくた』という意味だが、がらくたであっても心を一つにすれば大きなことを成し遂げられる。日本女子フットサルリーグに参加したことで世界を舞台に戦うという意欲も高まった。初のホームゲーム開催に当たり、フットサルを含めスポーツを愛する仲間を増やしたいと考えプロジェクトを立ち上げた」と振り返る。

 Tシャツには、ポルトガル語で「絆」を意味する「Amizade(アミザージ)」や、「Go with us!」などのメッセージをあしらった。田中監督は「選手たちは小さい頃からサッカーやフットサルを通じて苦楽を共にし逆境を乗り越えてきた家族のような間柄。試合の最後まで諦めず、仲間を信じて走り続ける『がらくた魂』を見ていただければ」と話す。

 入場券は、前売り=1,000円(2日間通し券)、当日=1,300円。当日券は購入日のみ観戦できる。Tシャツは、同=1,000円(要予約)、同=1,500円。

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