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北陸新幹線福井駅駅舎デザイン案公開 SCなどに意見募集箱、一般の声募る

デザイン案A案「悠久の歴史を未来へつなぐシンボルゲートとなる駅」
©2017 鉄道・運輸機構、福井市

デザイン案A案「悠久の歴史を未来へつなぐシンボルゲートとなる駅」 ©2017 鉄道・運輸機構、福井市

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 福井市が現在、北陸新幹線福井駅の駅舎デザイン案について一般からの意見や感想を募集している。

福井駅西の複合施設「ハピリン」1階に設けられた意見募集箱とポスター

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 2022年度の北陸新幹線敦賀開業に合わせ供用開始を予定する同駅舎。建設主体である鉄道建設・運輸施設整備支援機構が昨年12月、市が要望したコンセプト「太古から未来へ ~悠久の歴史と自然がみえる駅~」を基にデザイン案を提示した。

 デザイン案は、永平寺や一乗谷朝倉氏遺跡に見られる唐門などをモチーフにした「A案」、恐竜の牙(きば)や荒々しい岩肌などを連想させる立体ガラス面を取り入れた「B案」、県内を流れる九頭竜川の伝説などを基に竜が巻き付くような外装とした「C案」の計3案。

 意見募集箱を、福井市役所(福井市大手3)市民ホール、支所・公民館・図書館・美術館など出先機関、複合施設「ハピリン」(中央1)、西武福井店(同)、SC「ショッピングシティ ベル」(花堂南2)などに設ける。ホームページからも受け付ける。

 市新幹線推進室の担当者は「寄せられた意見や感想について有識者でつくるデザインコンセプト検討会で協議し、駅舎開業に向け生かしていきたい。3案の人気投票という意図ではなく、県都の玄関口にふさわしいデザインを決めるための意見募集と捉えていただければ」と話す。

 2月20日締め切り。

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