福井で「世界のCMフェスティバル」 鳴子手に観賞する参加型上映会、150本披露

毎年、お祭りさながらの雰囲気でにぎやかに開幕する

毎年、お祭りさながらの雰囲気でにぎやかに開幕する

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 福井市の「響のホール」(福井市中央1、TEL 0776-30-0086)で11月3日、CM上映イベント「世界のCMフェスティバル JAPAN TOUR 2016 in FUKUI」が行われる。

イベント中盤では来場者プレゼントの抽選も予定する

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 フランス発の同イベントは1999年、福岡市在住のジャンクリスチャン・ブーヴィエさんが日本での開催をスタート。福井では2005年から毎年行われ、今年で12回目となる。

 上映するのは、カンヌ国際広告祭受賞作品など海外のCMや日本のローカルCMなど約150本。海外の作品には全て日本語字幕が付く。同イベント事務局によると「笑えるCMから考えさせられるCMまで、さまざまなジャンルの作品をそろえた。近年はインターネット上での公開を想定した長時間のCMが多い傾向にある」という。

 入場時に「パチパチ」と呼ばれる鳴子状の小道具を渡されるのが大きな特徴で、ブーヴィエさんの「CMが面白かったらパチパチー、面白くなくてもパチパチー」という前口上とともに上映が始まる。

 同ホールスタッフの中埜浩子さんは「このイベントの面白さは、受け身で映像を見るのではなく、あえて大勢で集まって『パチパチ』で自分の反応を表現する点にある」と話す。ブーヴィエさんに会うことを楽しみに毎年欠かさず足を運ぶ常連客も多いといい、「分かりやすい解説で、CMのトレンドや世界各国の社会状況がリアルに伝わるという声がある」とも。

 上映時間は、昼の部=15時~、夜の部=19時~。入場料は、前売り=一般2,000円、学生1,500円、当日=同2,500円、同1,500円、小学生以下無料(保護者同伴)。チケットは、同ホールプレイガイド・ローソンチケット・チケットぴあなどで取り扱う。

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