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福井で「さばえ秋HANABI」開催へ 名物「打ち上げメッセージ」協賛募る

当日はユーストリームでのライブ配信も予定(写真は過去の大会の様子)

当日はユーストリームでのライブ配信も予定(写真は過去の大会の様子)

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 「さばえ秋HANABI(はなび)」運営委員会は、9月4日に鯖江市有定橋付近で行う同イベントの「打ち上げメッセージ」の協賛を募集している。

運営委員の面々。福井市や坂井市から「鯖江市の活気に引かれて加わった」という人も

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 2007年に始まり、今年で9回目となる同イベント。「打ち上げメッセージ」は例年約7000人が訪れる同イベントの名物で、会場に設置したスクリーンに映したメッセージの読み上げに合わせ花火を打ち上げる。協賛金は5,000円・1万円・3万円・9万円の4段階で、金額に応じて花火の打ち上げ数や種類が変わる。

 過去には「生まれてきてくれてありがとう」という親から子どもへの言葉、「一生そばにいてください」というプロポーズの言葉などが寄せられた。同副委員長の芳野大祐さんは「1回目から続いている企画で、最近では毎年80人ほどから申し込みがある。個人的には『亡き祖父から孫への遺言』というのが心に残っている」と話す。

 メッセージと並行し、色とりどりの写真をタイル状に組み合わせる「モザイクアート」の写真素材も募集する。浴衣姿の女性が花火を見上げる絵柄で、鯖江市西山動物園(桜町3)のレッサーパンダや同市の名産である眼鏡枠なども盛り込む。

 昨年は開催費用の一部をクラウドファンディングに頼ったが、今年はスタッフ総出で企業協賛などを呼び掛け、実現にこぎ着けた。同委員長の吉田貴三郎さんは「地道に訪ね歩く中で『毎年恒例の行事が無くなっては寂しい』『街の盛り上げに協力したい』などの言葉を頂いた反面、市北部や東部での認知度不足も実感した。『今年の秋HANABIはいつかな』と自然に思い出してもらえるよう、PRにいっそう力を入れたい」と意欲を見せる。

 締め切りは、メッセージ=8月28日、モザイクアート=8月26日。

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